2026年10月26日
ムダ毛のお手入れを続けるなかで、カミソリを使う手間や肌への刺激が気になってきたという方もいるのではないでしょうか。自己処理を繰り返していると、赤みや乾燥が気になることもあり、こうした負担を減らす方法として医療脱毛を考える方もいます。
医療脱毛は、毛が生える仕組みや毛周期に合わせて複数回の施術を行う方法です。肌質や毛質によって適した施術方法や必要な回数は異なります。ここでは、医療脱毛の仕組みや毛が生える原因、施術回数、注意点について解説します。
医療脱毛とはどのような施術?
医療脱毛とは、医療用レーザーなどを照射し、毛の成長に関わる組織へ熱を与えることで、毛が生えにくい状態を目指す施術です。毛根組織を破壊する行為は医療行為にあたるため、医療脱毛は医療機関で行われます。
ただし、施術を受ければ今後一切毛が生えなくなるという意味ではありません。毛質や部位、ホルモンの影響などによっても差が出るため、どの程度まで毛を減らしたいのかを考えながら施術を進めていきます。
ムダ毛が生える原因とは?
体毛が生えることは身体の自然な働きであり、毛の濃さや量には遺伝やホルモンなどが関係します。特に男性ホルモンは毛の成長に影響するため、思春期などホルモンバランスが変化する時期に体毛が目立ちやすくなることがあります。
また、ストレスや睡眠不足などによって身体の状態が変化し、毛の生え方に影響する場合もあります。女性で急に太い毛が増えた場合などは、多嚢胞性卵巣症候群をはじめとするホルモン関連の病気が影響していることもあります。気になる変化があれば、医師へ相談することが大切です。
医療脱毛で毛が減る仕組みとは?
医療レーザー脱毛では、毛に含まれる黒い色素であるメラニンに反応するレーザーを照射します。レーザーの光が熱に変わり、毛を作る組織へ作用することで、少しずつ毛が生えにくい状態へ導いていきます。
イリエレディースクリニックでは、800nmのダイオードレーザーを使用する「VENUS VELOCITY」を採用しています。肌を冷却しながら照射でき、熱破壊式と蓄熱式の両方に対応しているため、肌や毛の状態を確認しながら施術方法を調整します。
医療脱毛はなぜ複数回必要?
毛には成長期、退行期、休止期といった毛周期があります。すべての毛が同じタイミングで伸びているわけではなく、レーザーは特に成長期の毛へ反応しやすいため、1回の施術だけですべての毛へ十分に働きかけることはできません。
施術は毛周期に合わせて間隔を空けながら進めます。必要な回数は毛量や部位によって異なりますが、5~8回程度がひとつの目安です。イリエレディースクリニックでは、6~8週間程度の間隔で6回以上の施術をおすすめしています。
医療脱毛を受ける前に確認することは?
施術前には、肌の状態や毛質だけでなく、持病や服用している薬などを確認します。特に強い日焼けがある場合は、レーザーが皮膚のメラニンへ反応し、やけどなどのリスクが高まるため注意が必要です。
また、施術部位に強い炎症がある場合や、光に反応しやすくなる薬を使用している場合には、施術できないことがあります。治療中の病気や服薬がある方は自己判断せず、事前に医師へ伝えることが大切です。
医療脱毛を受けられない場合はある?
妊娠中はホルモンバランスが変化しやすく、安全面も考慮して医療脱毛を行わない医療機関が一般的です。授乳中の対応については医療機関ごとに異なるため、あらかじめ確認しておく必要があります。
また、タトゥーやアートメイクがある部分は、レーザーが色素へ反応する可能性があるため、基本的には照射を避けます。持病や肌トラブルがある場合も含め、施術できるかどうかは診察を受けたうえで判断します。
医療脱毛にはどのような副作用がある?
レーザー照射後には、肌に赤みが出たり、ヒリヒリした感覚や軽い腫れが生じたりすることがあります。施術直後の肌は普段より敏感な状態になっているため、しっかりと保湿し、紫外線を避けることが大切です。
そのほか、毛嚢炎ややけどが起こることもあります。症状の出方には個人差がありますが、赤みや痛みがなかなか引かない場合には、無理に様子を見続けず医療機関に相談してください。
医療脱毛は肌質や毛質に合わせて進めることが大切
医療脱毛は、自己処理の頻度を減らしたい方や、日々のお手入れによる肌への刺激が気になる方にとって、選択肢のひとつです。ただし、毛の太さや量、施術部位によって効果の現れ方や必要な回数は異なります。
施術を検討する際には、使用する機器や照射方法、必要な回数だけでなく、肌トラブルが起きたときの対応についても確認しておくと安心です。自分の希望を医師やスタッフへ伝え、肌質や毛質に合わせて進めていくことが大切です。